研究活動 2009年
■ エコノミスト懇親会にて「円相場のピタリ賞」1位に入賞しました。(2009.12.22更新)
12月8日に毎年恒例の年末エコノミスト懇親会(日本経済研究センター、日本経済新聞社、テレビ東京主催) が開催され、「円相場・株価のピタリ賞」に円相場部門で1位に入賞しました。 (09年11月末日の円相場は86円14銭でした。伊藤の昨年の予想は86円00銭でした。)
■ 12月4日、「金融工学の功罪」コンファレンスのパネルに参加しました。(2009.12.11更新)
CJEB
Sanford C. Bernstein & Co. Center for Leadership and Ethics
■ 12月3日、コロンビア大学、東南アジアセミナーで講演を行いました。(2009.12.11更新)
”Asian Financial Cooperations and Integrations”(「アジアの金融協力と金融統合」)
■ 12月1日、ジョンズ・ホプキンス大学、SAISにおいてセミナーに参加しました。(2009.12.11更新)
「新政権下での日本経済の課題」
”Challenges of the Japanese Economy Under the New Government”
Hosted By: International Economics Program
Date: December 1, 2009
Time: 4:30 PM – 6:00 PM
Location: Room 500, The Bernstein-Offit Building
Bernstein-Offit Building – 1717 Massachusetts Ave., N.W., Washington, D.C.
School of Advanced International Studies, Johns Hopkins University, Washington DC.
■ 11月10日、コロンビア大学、日本経済経営研究所主催の「Coping with Crisis: Financial Policy in the U.S. and Japan」セミナーに参加しました。(2009.11.13更新)
Tuesday, November 10, 2009
6:00 p.m. – 7:30 p.m. (reception to follow)
Uris 301, Columbia Business School
Panelists:
Heizo Takenaka, Director, Global Security Research Institute, Keio University; former Minister of Internal Affairs and Communications; and former Minister of State for Privatization of the Postal Services
Patrick Bolton, Barbara and David Zalaznick Professor of Business, Columbia Business School
Takatoshi Ito, Visiting Professor, Finance and Economics Division, Columbia University; Professor, The University of Tokyo
Commentator:
Merit E. Janow, Professor in the Practice of International Economic Law & International Affairs, Columbia University
Moderator:
David Weinstein, Carl S. Shoup Professor of Japanese Economy, Columbia University; Associate Director for Research, Center on Japanese Economy and Business (CJEB), Columbia Business School
■ 11月5日、コロンビア大学 Weatherhead East Asian Institute にて、セミナーに参加しました。(2009.11.13更新)
”Global Crisis and Exchange Rates in East Asia”
Takatoshi Ito, Professor, University of Tokyo; visiting professor at the Center on Japanese Economy and Business
Thursday, November 5, 2009
12:00 PM – 1:30 PM
■ 10月23-24日、 ハーバード大学法学部・国際文化会館共催、日米金融シンポジウム(ニューヨーク郊外) に参加しました。(2009.11.13更新)
”Building the Financial System of the Twenty-First Century: An Agenda for Japan and the United States”
■ 10月19-20日、サンフランシスコ連邦準備銀行、アジア経済政策コンファレンスに参加し、 論文発表しました。(2009.11.13更新)
”Fire, Flood and Lifeboats Policy Responses to the Gloobal Crisis of 2007-09″
■ 10月16日、ニューヨーク連邦準備銀行にてセミナーに参加しました。(2009.11.13更新)
”Fire, Flood and Lifeboats Policy Responses to the Gloobal Crisis of 2007-09″ を発表しました。
■ 9月22日、日米研究インスティテュート (ワシントン)創立記念シンポジウムに参加しました。(2009.11.13更新)
■ ブンデスバンク50周年記念コンファレンス(2007年9月21日)の論文集が発刊されました。(2009.8.24更新)
私の討論はつぎのとおりです。
Takatoshi Ito, (2009). “Comments on Lars Svensson, ‘What have economists learned about monetary policy over the past fifty years?” in the Deutsche Bundesbank (ed.), Monetary Policy Over Fifty Years: Experiences and Lessons, London: Routledge: pp. 60-66.
■ 経済物理に関して、東京工業大学の高安研究室と共同研究をすすめていますが、その成果物が発表になりました。 (2009.8.24更新)
Yamada, Kenta; Hideki Takayasu; Takatoshi Ito; and Misako Takayasu, “Solvable stochastic dealer models for financial markets,” Physical Review-E 051120, vol. 79, Issue 5, May 2009: 12 pages.
■ 8月20日、日本銀行金融研究所にて、Takatoshi Ito and Yuko Hashimoto, ”Effects of Japanese Macroeconomic Announcements on the Dollar/Yen Exchange Rate: High-Resolution Picture” (NBER wp. 15020) を共著者とともに発表いたしました。(2009.8.24更新)
http://www.nber.org/papers/w15020
■ 8月1日、神戸大学金融研究会にて、Takatoshi Ito and Yuko Hashimoto, ”Effects of Japanese Macroeconomic Announcements on the Dollar/Yen Exchange Rate: High-Resolution Picture” (NBER wp. 15020) を共著者とともに発表いたしました。(2009.8.24更新)
http://www.nber.org/papers/w15020
■ 7月27-28日、Londonに滞在しました。(2009.8.24更新)
Bank of England 幹部、London School of Economicsの教授、およびヘッジ・ファンドの チーフ・エコノミト達を面談、世界金融危機が終息に向かっているかどうかについて、 幅広く意見交換をしました。きわめて有益な会合が多くありました。さらに、 London School of Economicsでは、東京大学公共政策大学院との交流協定締結にむけた 予備交渉にむけた会合を持ちました。
■ 7月10日、マレーシアのマラヤ大学及び中央銀行共同講演会、Tun Ismail Ali Chair Public Lectureにて、講演を行いました。 (2009.7.13更新)
”Comparison of the Financial Crisies: Japan and Asia in 1997-1998 vs U.S. 2008-2009″
これは昨年、マラヤ大学のTun Ismail Ali Chair (寄附講座客員教授)を勤めたことの「卒業」講演会にあたります。
また、同Public Lecture に先立って、マレーシア中央銀行総裁、ゼッティ博士による特別講演が行われました。
■ 2009年7月1日より5日までParisおよびAix-en-Provenceに出張しました。(2009.8.24更新)
パリでは、パリ商工会議所などの講演を行い、またSciencesPoを訪問、 東大の公共政策大学院との提携の強化のための会談を行いました。その後、 Aix-en-Provenceでは、Aix-en-Provence Circle of Economists 会議に参加しました。 Great Breakdownのパネルセッションに参加しました。
■ 2009年6月30日、NBERのJapan Project Meetingに参加しました。(2009.8.24更新)
プログラムは、こちらをご覧ください。
Rasmus Fatum氏の論文、”Official Japanese Intervention in the JPY/USD Exchange Rate Market: Is it Effective and Through Which Channel Does it Work?” にコメントをしました。
■ NBER、東アジアセミナー第20回が、2009年6月26日・27日に、香港で開催され、Coorganizer として参加しました。(2009.8.24更新)
テーマはCommodity Prices and Marketsでした。プログラムは、こちらをご覧ください。
■ 3月17日にかんぽ財団のセミナーで講演しました。(2009.6.22更新)
「世界金融危機と日本の経済」
■ 伊藤隆敏・鯉渕賢・佐藤清隆・清水順子『インボイス通貨の決定要因とアジア共通通貨バスケットの課題』 (RIETI Discussion Paper Series 09-J-013)
http://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/09j013.pdf
■ 6月10日、「世界金融危機と国際通貨体制-金融アーキテクチャーは変わったか?」 『国際問題』2009年6月号が刊行されました。(2009.6.11更新)
日本国際問題研究所のHP
本論文はこちらからお読みいただけます。
■ 6月6-7日、日本経済学会(京都大学で開催)に参加、討論者をつとめました。(2009.6.15更新)
中央大学 原田喜美枝、一橋大学 渡部敏明 のペーパー、”News Effects on High Frequency Yen/Dollar Exchange Rates and its Volatility Behavior” にコメントしました。
日本経済学会2009年度春季大会のウェブサイトは こちらです。
■ 最新の研究成果がNBERのworking paper になりました。(2009.6.3更新)
Hashimoto, Yuko and Ito, Takatoshi, “Effects of Japanese Macroeconomic Announcements on the Dollar/Yen Exchange Rate: High-Resolution Picture” NBER working paper, No. 15020, May 2009.
http://www.nber.org/papers/w15020
要旨:この論文では、日本のマクロ統計発表後、1分、5分、15分、30分の間に、円ドルレートにどのような影響があるか、 ということを研究している。為替レートは新しい情報が市場に知られるようになることで、 大きく動くことがあると考えられているが、どのような情報に対して、どれほど反応するか、を検証している。 GDPや短観の予想されなかった変化(実際の発表値ーマーケット予想)が、 為替レートに対しておおきな影響を持つことが示された。
■ 5月17日(日)、日本金融学会、の「世界金融危機」パネルで発表いたしました。 (座長は小川英治先生、ほかのパネリストは河合正弘先生、渡辺博史先生)(2009.5.20更新)
■ 5月16日(土)、日本金融学会、にて、「インボイス通貨の決定要因とアジア共通通貨バスケットの課題」 (伊藤隆敏、鯉渕賢、佐藤清隆、清水順子共著)が発表されました。(2009.5.20更新)
なお、この論文は、RIETIにおけるプロジェクトRIETI Discussion Paper Series 08-J-009 「貿易取引通貨の選択と為替戦略:日系企業のケーススタディ」
http://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/08j009.pdf を発展させたものです。いずれ、公表しますのでお楽しみに。
■ 5月15日(金)、「首都圏空港懇談会第2回」に出席いたしました。(2009.5.20更新)
■ 5月15日(金)、「関税・外国為替等審議会、外国為替等分科会」に出席いたしました。 (2009.5.20更新)
■ 5月8日、St. Gallen Symposium 2009 において、World in Recession. Implications for Asia のパネル・セッションに参加いたしました。(2009.5.15更新)
■ 5月4日、APU(立命館アジア太平洋大学)にて、大学院生、学部向け学生に、「Long-term Economic Development: Lessons of Japan’s Experiences to Asia」というタイトルで講演を行いました。 (2009.5.15更新)
■ 4月24日、国際通貨基金(IMF)において専務理事と有識者の会に参加、IMF改革について発言しました。 (2009.5.15更新)
■ 4月20-21日、”Financial Crisis and its Impact on Developing Countries’ Growth Strategies and Prospects” (World Bank Commission on Growth and Development, at Kennedy School of Government, Harvard University)に出席して、プレゼンテーションを行いました。(2009.4.28更新)
■ 4月3日、IMFにて、”Macroeconomic and Policy Challenges Following Financial Meltdowns” Conferernceに参加し、Panel Discussion のセッションでパネリストをつとめました。 またIMFにて、幹部と面談いたしました。(2009.4.10更新)
■ 4月2日、IMF調査局にてセミナーに参加いたしました。(2009.4.10更新)
Takatoshi Ito and Yuko Hashimoto, “Effects of Japanese Macroeconomic Announcements on the Dollar/Yen Exchange Rate: High-Resolution Picture” を発表しました。
■ 3月27日、フランクフルト、欧州中央銀行にて、TAKATOSHI ITO, University of Tokyo, and YUKO HASHIMOTO, Tokyo University, “Effects of Japanese Macroeconomic Announcements on the Dollar/Yen Exchange Rate”の論文を発表、また幹部との面談をおこないました。 (2009.3.27更新)
■ 3月26日、ベルリンのハーティー公共政策大学院(ベルリン)において、学術交流(学生交換) 協定の署名式に立会いました。(2009.3.27更新)
■ 3月26日、ドイツ財務省にて意見交換を行いました。(2009.3.27更新)
■ 3月24日、財務総合研究所、「アメリカ経済」のコンファレンスに参加、 カトナー教授の論文にコメントをしました。(2009.3.27更新)
■ 3月19日、国際通貨基金(IMF, Washington DC)にて、世界金融危機における日本経済の教訓のコンファレンスに参加、 財政政策について発表しました。(2009.3.27更新)
■ 3月16日、コロンビア大学の国際関係・公共政策大学院(SIPA)の学生による日本訪問団と 東京大学公共政策大学院の学生との共同セミナーにおいて、基調講演をおこないました。 (2009.3.27更新)
■ 3月5日、一橋大学において、TAKATOSHI ITO, University of Tokyo, and YUKO HASHIMOTO, Tokyo University, “Effects of Japanese Macroeconomic Announcements on the Dollar/Yen Exchange Rate”を発表いたしました。 (2009.3.27更新)
■ 3月3日、東京工業大学において開催されたコンファレンス「東工大・一橋大国際会議&APFA7 経済・産業における大規模データへの新しいアプローチ」において、基調講演 “The Exchange Rate Movement with High Frequency Data”を行いました。(2009.3.27更新)
■ 3月2日、東京工業大学において開催されたコンファレンス「東工大・一橋大国際会議&APFA7 経済・産業における大規模データへの新しいアプローチ」において、”Effects of Japanese macroeconomic Announcement on the Dollar/Yen Exchange Rate: High-Resolution Picture with High-Frequency Data”を、 共著者の橋本優子東洋大准教授が発表しました。(2009.3.27更新)
■ 2月23日、ソウルにて開催された国際会議、Global Korea 2009に参加しました。(2009.3.2更新)
次のセッションで討論者を務めました。
Session 1, International Finance: G-20 and the Re-arrangement of International Financial Order
■ 2月17日―18日、パリにて行われた、OECD競争委員会(competition policy) の金融危機が競争政策に与える影響についての特別会合に参加しました。(2009.2.20更新)
金融危機の際の金融機関救済策が競争政策に与える影響について意見を述べました。 また実体経済への影響についての議論については、討論者を務めました。
■ 2月13日、ソウルにて行われた、PCFV(大統領府諮問会議)とKIF(韓国金融研究所)共催の PCFV/KIF Joint International Seminar、Assessments and Directions for Financial Regulation and Supervision に出席しました。(2009.2.20更新)
金融監督の役割と今後について講演をしました。
■ 2月9日・10日、インドのICRIER主催のセミナーに参加、発表を行いました。(2009.2.9更新)
コンファレンスのテーマは、Global Economic Downturn: Lessons and Way Forward でした。
■ 2月2日、イギリスの中央銀行、Bank of England を訪問して、幹部と意見交換を行いました。 (2009.2.9更新)
■ 1月31日、ロンドンのイギリス財務省で行われた、The seminar with G20 Summit Deputies に出席しました。 (2009.2.9更新)
この会議では、4月にG20サミット第2回をホストするイギリス政府がCEPR(経済政策研究センター、 ロンドン)を通じて招集した学者と、財務省・中央銀行代理会合メンバーとの共同のセミナーで、 今回の世界金融危機に関連する研究発表が行われ、活発な議論がおこなわれました。
■ 1月28-30日、ダボスで行われた世界経済フォーラムに参加しました。(2009.2.9更新)
とくに、 The Mystery of the Dollar というセッションでは、Alan Blinder教授、Stanley Fischer 教授、 John Lipsky国際通貨基金筆頭副専務理事などと、議論のリーダー役を行いました。
■ 1月27日、ドイツ銀行ファイナンス賞の審査委員会に出席しました。(2009.2.9更新)
これは、ファイナンス・金融に顕著な研究業績をあげて、実際の政策やビジネスに実際的な貢献をおこなった研究者に、2年に1回贈られる賞です。今回で3回目。
第一回(2005年)受賞は、Eugene Fama 教授。
第二回(2007年)は、Michael Woodford 教授。
第三回(2009年)の受賞者は、2月11日に発表され、Robert J. Shiller教授に決定しました。
Center for Financial Studies Goethe-Universität Frankfurt
■ 1月3日-5日、サンフランシスコで行われたアメリカ経済学会年次大会(および社会科学学会連合年次大会)に参加して、 次の研究発表などを行いました。(2009.1.16更新)
(1) 1月3日、Exchange Rate and Macroeconomy というセッションで、Chair を務め、さらに次の論文を発表しました。
Takatoshi ITO and Yuko HASHIMOTO, “Effects of Japanese Macroeconomic Announcement on the Dollar/Yen Exchange Rate”
(2)1月4日、Comparing Central Banks: More Similarities or Differences, and Do They Matter? というセッションで、次の論文を発表しました。
Takatoshi Ito, “How Close are They to Inflation Targeting: BOJ, FRB and ECB?
討論者は、Mark Spiegel でした。
(3)1月5日、Analyzing the 2008 Financial Crisis というセッション(Angus Deaton, Chair)で、次の論文の討論者を務めました。
Takeo Hoshi and Anil Kashyap, “Will the U.S. Bank Re-Capitalization Succeed? Lessons from Japan”
AEA 2009 Annual Meeting website
(4)1月5日、サンフランシスコ連邦準備銀行を訪問、幹部と面談をおこないました。